ショーの始まりです。
10人ほどの観客でスタートです。
演じてくれるお猿さんは、カイレック（小さい卵）って名前みたいですね。
テレビにも出てるスーパースターだそうです。
お〜、これはちょっと期待！
しかし・・・
カイレック君、なかなか言うことを聞いてくれなくて、ショー自体はかなりグダグダであります。
もうちょっと躾けようよ〜。
しかし、子猿は大喜びであります。
カイレック君がひとつの演目を演じ終わるたびに惜しみない拍手を送っております。
さあ、この中でショーのお手伝いをしてくれる人はいますか？
あんちゃんが椅子を出して僕ら観客に言います。
うきゃ！ うきゃ！
わたしがやるうきゃ！
おおっ！
いつもは消極的な子猿が超やる気だ！
そんなに？
前に出て椅子に座り、カイレック君が頭の上にのっかたりします。
子猿、嬉しそう！
後半は、言うことを聞かないカイレック君を見かねて、ベテランらしきおっさん係員が乱入。
何者？
でも、このおっさんの言うことは忠実に聞くカイレック君。
なんだ、けっこう芸達者じゃないですか。
あんちゃんはまだ修行中なんですね。
一緒に写真撮れるコーナーでも、子猿のヤツ自分でチップ払っていっぱいツーショット写真を撮ります。
ていうか、僕が撮影係りで撮らされるんですけどね。
最後は外に出て椰子の実取り。
これで45分ほどのショーの終了です。
うきゃ〜、楽しかったうきゃ〜
かわいかったうきゃ〜
大満足な様子の子猿。
同じ仲間ががんばってるので親近感が湧くのでしょう。
入り口に向かってあるいていると
うきゃ？
あんなとこに猿がいるうきゃ
いきなり園のちょっと外の木を指差して子猿が言います。
ん？ どこ？？
僕にはさっぱり見えません。
なんでわからないうきゃ？
あそこうきゃ
あそこの枝のとこうきゃ
よーく見てると、がさっと動き出します。
ほんとだ！
係りのあんちゃんが近くにいたので子猿が声をかけます。
あそこになんで猿がいるうきゃ？
係りのあんちゃん、それ見てびっくり。
逃げた！
だって。
え！？
木から降りる猿。
あんちゃん、スタッフみんな呼んで捕獲作戦。
僕らは 危ないから向こうに行ってて下さい、と追い払われます。
その後、無事捕獲できたみたいでよかったよかった。
ショーが終わっても興奮冷めやらず、離れがたい子猿はずっと入り口のところで猿と戯れています。
最初に抱いていた小猿をまた抱かしてもらい、べったりです。
ファランの女の子が抱きたいというので、小猿を渡す子猿。
でも小猿がファランの幼女に懐かないので、どことなくドヤ顔です。
かわいかったうきゃ〜
楽しかったうきゃ〜
子猿満足のモンキーシアターでした。
えー、子猿は満足してましたが、ショー自体はほんとにグズグズですので、行かれる方は覚悟の上どうぞです。
アットホームな雰囲気は楽しめます。
さて次は、行きたかったお寺があるのでそちらに向かいます。
明日バンコクに帰るので、最後の観光地であります。
続く。
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