ブログの更新ができなくてすみません。
現在締め切りに追われております。
子猿漫画の17話を執筆中なんですが、まだあがってません〜。
もうちょっと・・・なんですけどね・・・
で、今回は、趣向を変えまして、漫画製作の過程を紹介したいと思いますです。
このブログを読む方は漫画がどう描かれてるのか知らない方も多いと思います。
駆け足ですが、漫画家がどう漫画を描いてるのか、一例として見ていただければ。

まず、ネーム、というものを描きます。
漫画のもととなる土台ですね。
これを編集さんにチェックしてもらいます。
印刷するときの写植もこれをもとにして入れてもらいます。
字が汚くてすみません。
ネームの絵は作家さんによっては当たりだけのラフな人も多く、千差万別です。
僕は、(これでも)かなりしっかり絵を入れるほう。
今回はチェンマイのロイクラトンに行ったときのエピソードですね。
子猿とクラトン(灯篭)を飛ばすシーンです。
編集さんのオッケーがもらえたら、下書きに入ります。

僕は別紙に下書きしてそれを原稿用紙にトレスしています。
ある程度線が整理されてないとペン入れができないからです。
下書きができましたら、それをペン入れ。
Gペンを使ってゴリゴリペン入れします〜。

クラトンはあとでPC上で合成するので、人物のみ。
ペン入れした原稿をスキャナーでパソコンに取り入れます。
これも作家さんによってまちまちなんですが、僕は仕上げをフォトショップで行っております。

取り込んだ絵の線をきれいに修正します。
けっこうこれが僕の場合時間かかります。
さて、ようやくここからが色付けですね。

人物の色が塗り終わった状態がこちら。
パソコンの画面を撮影したので汚くてすみません。

そして、クラトンを合成し、若干エフェクトをかけます。
ようやく完成っす!
1ページにつき正味8〜9時間ぐらいかかりますかね、休み無く描いたとして。
僕のほかの原稿より子猿漫画ははるかに時間と手間がかかっています。
これが印刷されるとまた雰囲気変わっちゃうんですよね。
ぜひ掲載されたとき見比べてみてください。
落書きみたいにちょいちょい〜と描いているようでけっこうがんばっているんですw
特にこのロイクラトンの回はかなり力はいってますので、楽しみにしていてくださいね。
よろしくです〜。
日記のラオス編も、もうちょっと待ってね!
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