大昔に岸壁に描かれた壁画があるというので見に行きましょう。

先ほど見かけた入口から下に下りていきます。
この入口のところで先ほど子猿に注意をした小学生の生徒たちが集まっています。
どうやらガイドのボランティアのようですね。
ガイドをするタンブン(徳を積むこと)だそうで、休みの日など駆り出されるようです。
入ろうとするとガイドを名乗り出てきます。
断ってもいいのですが、最後に渡すチップも彼らの貴重なお小遣いになるでしょうから、案内をお願いします。
女の子と、先ほど子猿に注意をした男の子もついてきました。
子猿のやつ、子供が大好きなのご機嫌です。
偉そうにアネキ面しております。

まず入口にある案内板を解説してくれるのですが、小さな声で丸暗記した文面を語るだけ。
恥ずかしいのかあまりやる気がないのかw、聞いても分からないのでいいんですが。

急な階段を下っていきます。
雨でぬれてるので滑りやすくて怖いですね。
ここで子猿に悲劇が・・・
うぎゃあああああああっっっ!!
子猿が叫びます。
なんだなんだ?
ノーン(หนอน 毛虫)うきゃ!!
ノーンがいるうきゃ〜〜!!
あ! 子猿が大っ嫌いな毛虫!
毛虫というよりはゲジゲジ??
めちゃくちゃ巨大でぐるりととぐろ?を巻くやつです。
タイ語ではキンクー(กิ้งกือ)というみたいですが、相当きしょい奴です。
どんなのか興味のある方はこちらをどうぞ。超閲覧注意!
周りの観光客もびっくりして集まってきますよ。
ただの毛虫とわかってあきれていますがw
しかし本気でビビって半べそな子猿!
ここで男の子が大活躍!
そこらの棒を拾って、その棒でひらりとキンクーを草むらに投げ飛ばします。
うきゃ〜〜〜、ありがとうきゃ〜〜!!
大感激の子猿です。
でも、このキンクーこれだけじゃなく大量にいるんですよ。
雨が降って出てきたのか普段からいるのか知りませんが、10メートルおきぐらいに丸まってたりわしゃわしゃと歩いてたりします。
男の子と二人で子猿の前を歩き、見落としがないように見つけたら草むらに弾き飛ばします。
さて、このお子様たち、子猿がいろいろとお話ししていました。
でも、男の子は最後まで何度聞いても名前を教えてくれなかったです。
かたくなです。
名前にコンプレックスでもあるんでしょうかね?

道は、岸壁沿いに続いております。
この上がさっきまでいた岩場ですね。

これは振り返ったところ。
結構な距離があります。


上は高いですね〜〜。

ところどころ休憩所兼展望所みたいなところが設けられています。

休まず先を進みますよ。

断層がなかなかの景観。

ついに壁画に到着!
この壁画、地球の歩き方には「今から2〜3000年前に描かれたと推定される」と書いてあり、タイ国政府観光庁のページには「3000-4000年前の人々の生活を表した」と書いてあります。
どっちだよ!?
2〜3000年前に3〜4000年前の生活を描いた絵なのか?w
まあ、よくわかってないんでしょう。
しかしこの壁画・・・

どう見てもUFOと宇宙人!?
古代ウボンラチャタニーにはUFOが襲来していた!!
ちゃちゃちゃー ちゃちゃちゃちゃちゃーーー でーーーーん(あのジングル)
ほら、宇宙人、キャプテンウルトラに出てきたバンデル星人にそっくり!!

や・・・やはり・・・
ちゃちゃちゃー ちゃちゃちゃちゃちゃーーー でーーーーん

正解は漁業をする人たちかな?
上に飛んでるのはお魚でしょう。

この先は道がなくなっております。

この壁画を目線で見られるよう展望台も設けられております。
壁画も見られて満足。
来た道をキンクーに注意しながら引き返します。
無事帰還。
子猿は最後までビビっておりました。
断崖絶壁でお茶らけた罰ですな!
ありがとうきゃー、ありがとうきゃー!
たーれっく!この子たちにチップをあげるうきゃ!
チップをはずむうきゃ!!
ちっ、こいつ!自分がお世話になっておきながらチップは俺任せかよ!
いくら渡すか悩んだのですが、100B渡して二人で分けるように言っておきました。
Fさんも、僕があげたからいいと言ったのですが、二人にチップを渡していました。
今日はあの二人はかなり稼ぎましたね〜。
ウボン郊外の観光はこれで終了です。
市内に戻ってご飯でも食べましょう〜!
続く。
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