三日あるロイクラトン、コムローイの打ち上げ制限がなされていて、この日のみが上げるのを許されているんですけど、21時から。
しかし、19時半には早くもみなさん我慢できなかったのか上げ始めております。
おお！僕らも早く打ち上げに行かなくては！
コムローイを上げるのは、ターペー通りを東に行った、ピン川に架かるナワラット橋周辺がメッカであります。
そこへ向かいましょう。
ああ、これこれ！
夜空にたくさんの光が上っていく様は感動的であります。
川の手前ではすでにコムローイ上げのラッシュになっております。
うーむ、デジカメとかだと夜景モードは街灯の光も過剰に拾うから困るなぁ。
これ、どうにかならないですかね〜。
毎年の悩み。
キティちゃんコムローイが売っていたので、子猿がめちゃくちゃ食いつきます。
キティちゃんコムローイうきゃーっ！！
絶対これを上げるうきゃーー！！
はいはい。
これ、去年は見かけた覚えがないので、多分今年からですね。
35Bで購入。
上げるうきゃ！
すぐ上げるうきゃ！
鼻息をふんふん鳴らしながら超興奮モードの子猿。
すごい焦ってコムローイを上げたがっています。
おいおい、落ち着け！
もう少し人のいない広いところで上げるぞ！
と言うと、すごい不服そう。
すごいたくさんのコムローイがあがっていきます。
皆さん、規制で上げられなかった欲求不満を晴らすかのよう。
でも、時折ふらふらと建物の屋根に引っかかったりしていますね。
危ないなぁ。
花火なんかも上がって、そのたびに歓声が上がります。
ファラン（白人）のおねーさんがひときわ大きなコムローイを上げると、周りのお調子者ファランも喝采を送っております。
ファランのあの能天気な乗りの良さもいいもんですねｗ
木や電線に引っかかるコムローイも続出。
燃え落ちるものも。
あれ、気まずいんですよねｗ
もう上げるうきゃ！
子猿が我慢の限界らしく、隣で上げてる中国人からライターを借りております。
仕方ないな・・・
たーれっく！
写真を撮るうきゃ！
キティちゃんコムローイと一緒に写すうきゃ！
きれいに撮るうきゃ！
はいはい。
コムローイの端を持ちつつ子猿のIPHONE、僕のIPHONEとデジカメと、3つのカメラで交互に写しまくらなくちゃいけないたーれっく先生は大変です。
焦るなよ！
コムローイを下げて、ゆっくり待つんだ！！
子猿はいつも高い位置で火をつけて焦ってあげるから失敗するので、忠告です。
言われなくてもわかってるうきゃ！！
いつになく真剣な表情の子猿です。
地面に近い位置でゆっくり中が温まるのを待ちます。
徐々に膨らんできていい感じです。
すると、周りのファランがキティちゃんに気が付いて写真を撮り始めます。
むむっ、恥ずかしいなぁ。
しかし、注目を浴びるのが大好きな子猿ちゃんは、まんざらでもなさそう、それどころか、超うれしそうです。
そんなうれしそうな子猿とキティちゃんコムローイの写真を僕は激写！
離すぞ！
ゆっくり浮かぶキティちゃん。
オオーーッ！
ファランも写真を撮ります。
しかし、なんてこった！ 僕らのコムローイも木に引っかかってしまいます。
まじかよ。
止まってしまうコムローイ！
オーマイッ！カモーン！
ファランも声を荒げます。
あ！ 外れそう！ 上がるか！？
カモーン！ キープゴーイング！！
応援の声も一層強くなり・・・おおっ！上がった！！
無事夜空に吸い込まれていくのでありました。
拍手を浴びる子猿ちゃん。
もう、超ご機嫌！ ニッコニコなのであります！
よかったよかった！
子猿は上げちゃうともうそのコムローイに興味はなくなるみたいですぐそっぽむいちゃいます。
ロマンチストなたーれっく先生は、飛んでいくコムローイの行く先をいつまでも目で追うのでした。
毎年言っていますが、チェンマイのロイクラトンは、いつ夜空を見上げても右も左も空一面にオレンジ色の光がゆっくりと上がっていく様がとても感動的です。
この光景を見るためにチェンマイに来ていると言っていいでしょう。
クラトン（灯篭）も流すうきゃ！
本来の川に流す方の灯篭も流しに行きましょう。
人で溢れかえるピン川のほとりに向かいます。
すごい人で死にそう！
いろいろ売ってますが、20Bのクラトンを一つ購入。
たーれっくは流さないうきゃ？
そう言ってくる子猿。
2人で一つ流せば十分でしょ、
というと、
そんなことないうきゃ！
初めての時は一つづつ流したうきゃ
と言われます。
あ、確かにそういえばｗ
じゃあ、僕も買いますか。
クラトン流し用の竹の桟橋も人で溢れています。
壊れそうですごい怖いｗ
座って雰囲気に浸ってるやつが多いので邪魔で流せません。
間を縫ってなんとか流して目的を遂行！
帰るうきゃ！
子猿はもうそんなこと言ってます。
おいおい、早いだろ
もう一個、コムローイ飛ばすか？
そう提案すると、
コムローイは一回のイベントで一個うきゃ！
それ以上上げたらだめうきゃ！
と聞く耳持ちません。
融通の利かないやつだ。
お祭りなんだからバンバン飛ばせばいいのに。
すぐ帰るのも何なので、少しぶらぶらしつつ夜は更けるのでありました。
早めにゲストハウスに帰還。
今年も、いいロイクラトンでした！ 満足！
まだ明日もあるんですけどねｗ
続く。
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