利用させてもらっていたホテルが出しているバンの運転手のタイ人おねーさんが、
近くに大きなお寺があるので寄っていきませんか?
と提案してきます。
お寺! 超行きたい!!
と、がぜん僕は食いつくのですが、ほかの皆さんにキモがられるのが嫌なので冷静を装いつつ、通訳しお伺いを立てます。
「まあ、いいんじゃないですかー」となんとか了承してもらったので、向かいます。

1軒目はすぐ近くですね。
5分も走っていないところ。
こんな田舎の山の中にもお寺があるんですな。
どんなところでしょう?

ほかに車もない大きな駐車場に車を停めます。

獅子の像。
目に赤いガラスが埋め込まれていて、光っていたので最初驚きました。

入口の門です。
あれ? 意外とナーガ様はかっこいいデザインだぞ!?

これは立派なナーガ様です!
この門をくぐり先に進みます。

林の中に伸びるレンガ造りな通路を歩きます。
これが結構長いのです。

そこを抜けると、おおっ! 立派な本堂!
こんなにでかいと思わなかった!
お寺の名前はワット・ネラミットウィパッサナーというようです。
通称、ワット・ネラミット。
ネラミット(ニラミット)は創造するという意味。

本堂もレンガ造りでがっしりとした造り!
参拝客も、どこから来たのかいっぱいいらっしゃいます。

特筆すべきは本堂脇にある9頭のナーガ様です。
噴水で、口から水が出るようです(このときは出ていませんでしたが)。
名前は、パヤー・ナーカラート・9トラクーン(9つの血族のナーカラート王)と書かれていますね。
ナーガ王族9人(9匹?)の合体版ですね。
大変ゴージャスな像であります。

中に入ってみましょう。
参拝客のみなさんが熱心にタンブンされています。

うわっ・・・!
まさかダンサーイのような田舎にこんな立派な本堂のお寺があるとは思わなかったです。
これはすごい!

脇侍も従えた立派な黄金の大仏様。
めちゃくちゃ金ぴかであります。

その前にいらっしゃる仏像も、ガラス製ですかね?
エメラルド仏を模した緑とピンクの仏像です。

周りの壁には立派な壁画が描かれています。
まだ新しいみたいですね。
出入り口側の壁に描かれているのは、お馴染みのプラ・メートラニーさん。

髪から出した水で洪水をおこし、釈迦の瞑想を邪魔する悪神の軍隊を撃退する図であります。

いや〜、いいお寺であります!
1人で来てたらもっとじっくり見て回るんですけどね。
駆け足で回らなくちゃいけないのが残念。
おしっこもしたくなるし! トイレトイレ!

あれ? トイレと思ってきてみたら、タイ語で、ホンナーム プラピクス サーマネーン(トイレ 僧侶 少年僧)と書いてあります。
えー、お坊さん専用のトイレ??
えーい、我慢できん! 使っちゃえ! サーセン!
あとで子猿に「使ってもよかったのか?」と聞いてみたら、
うきゃ? 別に我慢できなかったら使えばいいうきゃ
という気の抜けた返事。
僕が気にしすぎてるだけかな?
とっくに見終わって時間を持て余してるみなさんと合流。
車に戻ります。
運転手のおねーさんが、
もう一カ所お寺に行きたいんですが、いいですか?
と改めて聞いてきます。
あ! このお寺の観光ツアーは、時間が余ったからおまけで追加してくれてると解釈していたんですけど、おねーさんが行きたかったんですなw
ほかのメンツのみなさんとは明らかに熱量が違いますが、僕もなるべく感情を殺しつつ了承し、次のお寺を目指します。
続く。
地図です。
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