チェンマイ。
いったんホテルに戻ります。
子猿はくつろぎモードですので、僕は一人バイクで寺巡りをしてきたいと思います。
寺巡り、大好きなんですよ!
ブログ読者さん的には寺なんて全く興味ないかもしれませんが、ちょっとだけ聞いてください。
タイのお寺ってすごい人気商売で、参拝客の獲得に必死なんですよ。
なんせ、信者の寄進がないとお寺はやっていけません。
もし近くに、派手で話題性のあるお寺があると、まったく参拝客が来てくれないですから、どこも必死で何かしら特徴のある個性を打ち出してきます。
いい例がチャチュンサオ県で、ここにはタイで2番目に参拝客が多い白亜の御殿のようなワット・ソートーンと言うお寺があります。
ここに参拝客が集中するので、ワット・サマーンと言うお寺がピンクの巨大ガネーシャの像を造りました。
これがまた大人気で、参拝客がどっと押し寄せます。
そうなると、さらに周りのお寺は人が来なくなるので、我も我もとなにかしら変なお寺を造り始めるのです。
この変なお寺スパイラル!
こんなスパイラルが起こっている地域がタイにはなん十カ所とあるんです。
これらのほとんど、タダで見放題なんですよ!
ちょっと地方の辺鄙なとこにあるお寺に行くのも、探検感覚も手伝って超わくわくですよ!
こんな楽しい冒険はないと思っております。
そしてチェンマイもお寺密集エリア!
どこも工夫を凝らして参拝者誘致に必死であります。
どんなアイデアが飛び出すか、観て回りたいと思います。
まずは、宿泊ホテルのすぐ横にある、ワット・タートゥカム(วัดธาตุคำ)。
チェンマイの狛犬は独特のフォルムをしています。
こちらもちょっと変わった狛犬。
いますね、トカゲ君。
トゥア・モームですね。
以前自分でブログ記事にしてて、名前忘れていましたw
これも北タイでしか見かけません。
下半身が獅子の天使。
その後ろにトゥア・モーム君、いい表情。
こちらのお堂は扉が閉まっていました。
ナーガ。
別の堂にいるナーガ・・・と思ったら違っていますね。
象のような鼻の、違う生き物。
(追記:マカラという怪魚だそうです)
本堂の大仏の前に、高僧の像。
朽ち果てたナーガ。
新しいナーガ。
入り口や門も立派であります。
さりげなく置いてある像もかわいい。
トゥア・モーム君がここにも。
意外と見ごたえのある寺でした!
ワット・タートカムの地図。
まだまだ行きます!
そのすぐ近くにあるお寺。
バカでかい、どっしりとした狛犬が目印の、ワット・ヤーンクワン(วัดยางกวง)。
正面にドカンとある大仏。
その両脇を布袋さんと観音さんが護ります。
中央の釈迦大仏。
お堂もちょっと変わっていますね。
ナーガ様、目力あります。
堂の中の仏陀像。
大きな仏塔がありますね。
この形式の仏塔を、プラタートと呼びます。
日本語だと仏塔は「仏塔」としか単語がありませんが、タイでは大きく分けて3つの仏塔の種類があり、呼び名が違います。
まずは釣鐘式の「チェディ」。
クメール式のトウモロコシヘッドな「プラーン」。
そして、平面が基調になっている「プラタート」であります。
チェディと言う呼び方がよく知られていますが、すべての仏塔がチェディではないので、注意が必要です。
(追記:知ったかでごめんなさい。「プラタート」は仏舎利が納められた仏塔のことです。)
プラタートを護る狛犬。
肛門チェックは欠かせませんw
柱があり、土台にはヒンドゥーの神様が。
プラ・ラーフーさんもいます。
ルーシー(仙人)がいます。
チーワカコーマーラパッという方。
日本ではジーヴァカと呼ばれる、古代インドのお医者さんですね。
さあ、次に行きましょう。
まだまだ見て回りますよ!
続く!
ワット・ヤーンクワンの地図。
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2017年08月01日
寺巡りだよ!@チェンマイ
posted by たーれっく at 20:21
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