タイ東北の街、ウボンの観光、お寺巡りであります。
次に向かったのは、ワット・シー・プラドゥー(Wat Si Pradu วัดศรีประดู่ )。
今年のキャンドルフロートのコンテストで優勝したお寺であります!

先ほどのお寺のすぐ近くですが・・・
あ! iPhoneの電源が落ちてる! ついに壊れたか?
僕の愛用スマホは2013年に買ったiPhone5s。
さすがにバッテリーがヘタってきておりまして、ものすごい勢いで電力を消費し、日に2回も3回もチャージしないといけない状態。
電気残量が40%くらいになると強制的に落ちちゃったりしてしている有様なのです。
この日も、もちろん100%の電量で来ているのに、もう落ちちゃっている?

今回のバイクは、写真のようにスマホ自転車ホルダーを装着し、グーグルマップでのナビを聞きながら移動しております。
直射日光をもろに浴びながらでの移動でもあるので、バッテリーの熱もあわせて強制電源オフの模様です。
スマホ自体もものすごく熱いです。
まいったな・・・
気を取り直してお寺見学。

プラ・サンガッジャーイ(迦旃延(かせんねん))さんですね!
釈迦の十大弟子のひとり。

ここにもプラ・サンガッジャーイさん・・・ではなく、こちらは布袋さん(弥勒菩薩)。
僕も思いっきり混同しておりますが、最近違いが判りました。
プラ・サンガッジャーイさんは螺髪(らほつ・パンチパーマのような釈迦と同じ髪型)なんですな。
仏像脇にあるプレートでもよく混同して間違えているので、混乱しちゃいますな。
ちなみに、日本では布袋さんは七福神の一人として有名ですが、中国では弥勒菩薩の化身として信仰されております。

ああ、山車がない!
工房と思われるこちら、空っぽであります。
これを観ようと思ってこの寺に来たのに〜。
さすがに優勝フロートは別所に飾られているのかな?
残念〜。
お堂を観ましょう。


ゆる〜〜い、プラ・メートラニーさんの像が2体。
土台には寄進者の名前と寄進額(20000B)が書かれています。
この像の製作費は20000Bなのかな・・・?

お堂の裏のレリーフが立派です。
陶器風ですが、たぶん陶器じゃないです。

ナーガもちょっと変わっていますね。
本来鎌首が多頭になっていますが、もとから複数?


上品な、落ち着いたデザインのお堂。

入口を護るヤック。
看板には、ターウ・ウェースワンと書かれています。
四天王の一人、多聞天ですな。
ということは、ついになるもう一人も四天王の一人でしょうな。
あれ?でも、四天王なのに2人しかいませんなw

お堂に入りましょう。
ひんやりとした大理石の床なので、犬もくつろいでおります。
あれ?このお堂、壁画が素晴らしいぞ!
ということは・・・振り返って入口上部を観てみましょう。

おおう、瞑想する釈迦に襲い掛かる悪神軍を撃退するためにプラ・メートラニーが髪を絞り洪水を起こす有名定番シーンが描かれております。
こちらのメー・トラニーさんはほんとに美しい!
そして、素晴らしくダイナミックに描かれております。

襲い掛かる悪神。
下の方は民衆も混じっていますね。

洪水に流される人や動物。
あれ? 蛇やナーガが巻き付いたり魚が人を食べたりしてるぞ?
ウボンのモニュメントにも魚が人を食べる像がありましたね。
やはりなにかそんな伝説があるんでしょうな。


民衆の暮らしも生き生きと描かれております。


ヒンマパンの森も、たくさんの神獣ともども美しく描かれておりますね〜。
前国王の火葬場、プラ・メールマートに飾られた神獣たちと同じですね!


こちらの大作も素晴らしい〜!



そして、曼荼羅風に描かれた一連のシリーズもまたすごいのです。






とにかくデザイン的にもかっこよすぎますよ〜!

そしてご本尊のバックを飾る天界の表現もすごい!
天へと昇る天人のみなさんの浮遊感といい、地上で拝む僧侶のみなさんの描写と言い圧巻であります!
う〜む、素晴らしい・・・!
感動を押さえつつ、熱くなったiPhoneを大理石の床の上に置き冷やすのでした。
おお、電源着いた! 復活だ!
よかった!
次のお寺に向かいましょう〜!
続く。
ワット・シー・プラドゥーの地図。
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