タイ・バンコクを旅するアラサーOL2人組の珍道中漫画&旅行ガイドの電子書籍を出しました。
漫画で描くタイ旅行であります!

「たびするバンコク
この年末年始のお供にぜひどうぞ! 面白いよ!
タイ、イサーンの小さな街ピブーンに到着。
なんとかホテルも確保。
さっそく、ここから今回の遠征で一番の目的地の、ワット・シリトーンワララーム(Wat Sirindhorn Wararam วัดภูพร้าว )というお寺に向かいます。
地元の人はワット・プーカオ(山の寺)と呼んでいるようです。
グーグルマップのタイ語表記はワット・プープラーオ(วัดภูพร้าว)とありますね。
どれが正解でしょう? なかなか複雑です。
こちら、最近フォトジェニックでインスタ映えすると話題のお寺でして、最新の観光地であります。
ほんとは夜の景色が美しいんですが、ラオス国境付近の超地方の山の中にあるお寺なので、正直そんな時間に行くのは怖いっす!
僕は、昼間見てとっとと帰る予定。
子猿は夜まで待ってFBで自慢できる写真を撮りたいようで、16時ごろ出発して帰ってきたいみたい(現在11時)。
問題は、どうやって行くかですよ。
タクシーを500Bくらいでチャーターしたいというのが第一候補。
とりあえず、先ほど断られたトゥクトゥクのおっちゃんが言う、ソンテウ乗り場に行ってみましょうか。
ホテルのおばちゃんに、ダメもとでバイクを借りられる店がこの辺りにないか聞いてみます。
鼻で笑われ、「そんなの見たことも聞いたこともない」と言われます。
やっぱりー。
ソンテウ乗り場を聞くと、歩いて5〜6分ほどのところにある市場の隣、とのこと。
そちらに向かいましょうか。

うーむ、何もない街、ピブーン。

あ、いきなり市場が現れた!
これかな?

なかなか活気のある地方の市場ですな!
でも、隣にソンテウ乗り場はないぞ?

さらに先に行くとロータリーがあります。
中央にはチュムマニーさんという偉人の像。

どなたでしょう? きっと地元の英雄。

その横にもっと大きな市場があり、ソンテウ乗り場もありました。
ここか!


「これぞ地方を走るソンテウ!」といった風情のソンテウがたくさん待機していて、ガンガン発着しております。
早速ベンチで暇そうにくつろいでるトゥクトゥクの運ちゃんに声をかけてみました。
ワット・プーカオまで往復いくら?
すると、「1500B」という法外な値段!
おいおい! たかだか40キロちょいの距離なのにありえないでしょ!
抗議すると、「車を人から借りて行くからしょうがないんだよ、1000でどうだ?」と言ってきます。
いやいや〜、それでもさすがにその値段はないでしょう〜。
そんな交渉をしていますと、僕らの横を一台のソンテウがガタガタと通ろうとします。
「ああ、あのソンテウならすぐ近くに行くぞ! あれに乗っていけ!」
運ちゃんも面倒になったみたいで、僕らにそう勧めます。
え? いちおう16時に出発の予定だったんだけど・・・
有無を言わさず促されてソンテウに乗ることに。
あらら、どこに行くかもよくわかりませんが、まあいいかー。

田舎町をゆっくり走るソンテウ。
ところどころでお客を拾うのですが、みなさん外人の僕が珍しいようで、超気さくに話しかけてきます。

せっかくなので、「ワット・プーカオはどうやって行ったらいいですか?」と聞いてみました。
すると、4〜5人のおばちゃんたちがいらしてみなさん初対面だと思うんですが、口をそろえ意気投合し、
あそこへの山道は危険だから気をつけな!
夜になると山賊も出たりするから、夜は絶対行かないほうがいい!
歩いていこうなんて思っちゃだめだよ! 絶対車で行きな!
と忠告してきます。
ええ? そんなやばいところなの?
どんなとこやねん。
道中お巡りさんやお坊さんやいろんな人が乗ってきて、何もないところで降りていきます。
どこに行くんでしょう?
乞食のような汚い身なりの老人が乗ってきて、ふがふがとずっと話しかけてきます。
何言ってるのかさっぱりわかんないー。
子猿が対応してたのでお任せします。
あとで、あのおっちゃん何言ってたの?と聞いたら、「さっぱりわかんなかったうきゃ」と言っていました。
1時間半かけて、ワット・シリトーンワララーム近くのバスターミナルに到着!
たぶんここが終点。 1人40B。
ここは、ラオスとの国境の街、チョーンメック(Chong Mek)というところみたいです。
さて、これからどうしましょう・・・
続く。
チョーンメック・バスターミナルの地図。
ブログ応援よろしくです!
下のバナーをクリックするとランキング投票になります。
ランキングサイトに飛びますので、タイ関係のいろんなブログに出会えますよ!
