2018年01月23日

大混乱! ミャンマー大使館


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ミャンマーに行くためには、まずビザを取得しなくてはいけません。
Fさんはすでに日本でネットを使ってミャンマービザをゲットしております。
最近はネットで簡単にビザが取れるようになったそうです。

僕と子猿はバンコクのミャンマー大使館に行ってビザを取得しようと思います。
めんどくさいですね〜。

2014年に初めてミャンマーに行ったときよりはるかにビザの発行手数料が上がっているんですよね。
めちゃくちゃ高くなったとネットでも話題になっていたので、それだけ事前にネットで確認。

ミャンマービザは、発行まで待つ日数によって手数料が変わります。
2014年の場合、申請をして
当日の発行が1260B
1日後の発行が1035B
2日後以降が810B、と、急ぐ人ほどお金を巻き上げるシステムです。

それが、2016年12月より現在は
当日が2260B
1日後が2150B
2日後以降が1600B、と倍以上に!

ただでさえ高いのに、ますますボッタクリに拍車がかかっております。
ミャンマー(ビルマ)は昔から外貨獲得のために外国人からお金を吸い上げることばかり考えているみたいですね。
以前読んだ本では、外国人はミャンマー入国時に300米ドルをミャンマーチャットに両替することを強制していたと書かれていて、ぞっとしましたよw
今もその制度だったら絶対に行きません。

もちろん今回も2日後以降に受け取りで申請しようと思います。
混雑しているでしょうから、大使館が開く9時前に、子猿と最寄りのBTSスラサック駅で落ち合います。

歩いて5分ほどでミャンマー大使館に到着ですが・・・

IMG_5763.jpg
うわっ! すでにたくさん人がいますね。
マジですか。

前回も受付をしたカウンターに向かうために狭いドアをくぐります。
まだ申請用紙も何も持っていないので、まずはそれをゲットしないと。

中に入ってあまりの変わりようと人ごみにびっくり!
部屋も壁をぶち抜き3倍以上の広さになっております。
前回の受付は閉まっていて、その広くなった奥の方に移っているようです。
その広い部屋に人がびっしりと列を作って埋まっているのです。
なんじゃこりゃ!?

でもおかしいんです。
前回来た時は、日本人はもちろんバックパッカーなファラン(白人)がいっぱいいたんですけど、その姿は見えません。
みなさんタイ人? アジアな人の様相。
日本人やファランはみんなネットで手続きしている?

とりあえず用紙をもらわないといけないので、人をかき分け列の先頭に向かいます。
一番先には簡易テーブルで造られた受付があり、係員がめんどくさそうに手続きをしております。
その係員に子猿が「ビザの手続きをしたいから用紙が欲しいうきゃ」と声をかけます。
すると、「ここじゃない、あっちだ!」と門前払いであります。
えー?

他に聞く人もいないので途方に暮れ、とりあえずいったん外に出ます。
すると左にも窓口がありますね。
そっちに行ってみましょう。

IMG_5764.jpg
以前こっちは使っていたっけ?
臨時窓口ですかね?

中に入ってみると、こちらは狭い部屋ですがやはり人で溢れております。
でも、窓口業務とかもやっていない雰囲気で、みなさんうつろな目をしてぼーっとしております。
あれー?
子猿がぼやきます。

なんで張り紙がタイ語じゃないうきゃ?
なにが書いてあるのかさっぱりわかんないうきゃ


え? と思ってみると、確かに壁にはたくさんの張り紙の案内が張られていますが、タイ語ではない別の国の言葉であります。
これ、ミャンマー語だ!
見回すと、ここにいる皆さん、みんなミャンマー人だ!

帰ってから気が付いたんですが、この時期タイの軍政がタイ周辺諸国からの不法就労者締め出しのために規制を厳しくし、高額な罰金を科すようにしていたのです。
それで、ビザか何かの手続きのためにミャンマー人労働者のみなさんが大使館に集結していた模様です。
結局、帰国する労働者が多数で、タイで安い賃金で働いてくれていた貴重な労働力が不足する事態になり、軍政は慌てて法の凍結。
ちょっと考えれば僕でもわかる法則なのに、やることなすことピントが外れているグンセーです。

そんなグンセーに振り回され、集結していたミャンマー人のみなさん。
僕らも、どうしていいかわからず呆然といたします。

とりあえず、前回申請用紙に貼る証明写真を撮影したビザ代行業者のお店に行ってみましょう。
どのみち今回も写真をそこで撮影する予定でした。

大使館から歩いて3分ほどのところ。

IMG_5770.jpg
あったあった、ここは前と変わっていませんな。

店のおじさんに、ビザを申請したいがどうしたらいいか聞くと、用紙をくれこう言います。

タイ人はミャンマービザがいらなくなったよ

え? ほんとですか!?

タイ人及びASEAN諸国の人は、空路で14日間の滞在ならミャンマービザはいらなくなったそうです。
やった! 子猿の分のビザ代が浮いた!

で、僕のビザですが・・・

うちに任せな 500Bでやってあげるよ

と、店のおじさん。
え・・・500か〜、高いなぁ。
でも、さっきの行列・・・あれに並ばなくちゃいけないと思うと地獄!
500なら安いもの・・・

400にならないですか?

交渉です。

ダメだね〜。
写真は100だけど、それ込みで500にしてあげるよ

そういうので、それで飲むことに。
用紙に必要事項を書き込み、写真を撮って、パスポートとビザ手続き代の1600プラスビザ代行代500の2100を渡します。

ふー、これであとは3日後にまたここに来てパスポートを受け取れば準備完了ですな!


店を出ると子猿が、

ほんとにビザが不要か心配うきゃ
もう一度窓口に聞きに行くうきゃ


と言い出します。
子猿的には、飛行機でミャンマーに着いたはいいが、ビザがないから入国禁止で追い返されるのが心配なようです。
確かにそうなったら大変ですな。

もう一度最初の窓口へ。
相変わらずのすごい行列!
人ごみをかき分け、また不愛想な受付のカウンターへ。
今回は違う係りの人に

タイ人はミャンマービザがいらないうきゃ?

と聞くと、

ここじゃあわからないから、大通りを出て左の建物に行って

と言われます。

え? それどこ??

言われたとおり大通りに出て、左に進むと・・・

IMG_5762.jpg
あ! ここがほんとのミャンマー大使館だ!
もちろんさっきのもミャンマー大使館ですが、あちらはビザセクションですな。
こちらが本館のようです。

荷物チェックを受け中に入ると、きれいな建物があり、その入り口ににこやかな笑顔の係員がいます。
その係員に聞くと、

タイ人・ASEAN諸国の人は空路で14日間ならビザはいりませんよ

と返事をいただきました。
子猿もひと安心!

その受付の奥に広いロビーがあって、そこをちらりと見ると、バックパッカー風な人が数人座って待っております。
あ! もしかしてここがビザの受付場所!?

なんだよ、全然人がいないし、500Bも代行料を払わなくても、自分でちゃっちゃとできたよ!
やられた!!

聞いていないので確証はないんですが、たぶんそうでしょう。
ビザ代の高額化と、ネットでも気軽にできるようになったから人が少なくなっているんじゃないかと推測。
ただし、不法就労問題の緊急時のことなので、現在はどうなっているのかは不明です。
もしバンコクのミャンマー大使館でビザを取りたい方は、この話は参考までにとどめていただければ。

この日はこれでお終い。
3日後にまた代行屋さんに行き、無事パスポートを受け取り。
ビザ問題は解決です。

ちなみにこのビザは、3か月間有効で28日間の滞在ができます。


それから1週間後、ミャンマーのマンダレーに飛び立ちます。


続く。


ミャンマー大使館の地図。



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posted by たーれっく at 10:00 | Comment(8) | ミャンマー