チェンライを子猿とバイク2ケツで観光中。
次は、チェンライのラックムアンを観に行きましょう!
ラックムアンとは「市の柱」。
タイの大きな街ではその街の中心・礎となる柱を建て、繁栄を祈るのです。
僕は、新しく訪れる街にラックムアンがあればできるだけ訪れるようにしています。
日本人では数少ないラックムアン・ハンターであります!
そんなラックムアン・ハンターが記したラックムアン・コレクションがこちらです!
お時間あればぜひどうぞ!
「バンコクの中心でパワーをもらおう! サーン・ラックムアン」
そしてチェンライのラックムアンですが、2つあるのですよ。
ひとつは、前回チェンライに来た時に朝散歩していて見つけたお寺で偶然出会いました。
ワット・クラーンウィアンというお寺の一画に建てられた立派な祠の中にあります。

こちらですね。
しかし、グーグルマップを見ると、こことは別に「The Navel City Pillar of Chiang Rai」と書かれた場所があります。
ラックムアンの英語表記は「City Pillar」、市の柱。 Navelはへそ、中心。
普通ラックムアンは祠や廟の中に祀られていますが、こちらは屋根がない吹きさらしの場所にあると言います。
もうひとつのこのラックムアン、まだ観たことがないので行ってみましょう!

到着〜。
ワット・プラタートドイチョムトーンというお寺の隣にあります。
しまった、このお寺じっくり観ていないです。
観光客や参拝客は全くいませんが、数軒の屋台が並んでおります。
1日に何人のお客さんがいるんでしょうか?

この先です。

あったあった! たしかに吹きさらし!


立派なリンガであります!

タイ語オンリーの解説があります。
これには、「サオ・サドゥー・ムアンチェンライ」と題されております。
サオが柱、サドゥーがへそ、ムアンチェンライがチェンライ国。 チェンライのへその柱。
内容は、
ラマ9世国王在位60周年を紀念し、1987年に建てられた、と書かれています。

五重に円が描かれその頂点に柱があります。
これは、ひとつの円が12支を意味し、それが5つで60年の歴史を表しているのでしょう。
で、もうひとつの祠ありのラックムアン。
タイ語で「ラックムアン チェンライ」と検索してみましたら、こんな記事が出てきました。
「วัดจั๋นตะโลก วัดจันทน์โลก หรือ วัดกลางเวียง เชียงราย」
これに、祠ありラックムアンがあるお寺の歴史が説明されています。
ざっと概要。
1432年にワット・ジャンタロークという名前でラックムアンとともに建立。
しかし、1903年に大きな洪水があり、お寺・ラックムアンともども倒壊。
ずっと放置。
1992年にワット・クラーンウィアンと名前を変え再建。 ラックムアンも復活。
つまり、元祖は祠ありのほうで、倒壊して放置されていたので吹きさらし版が建立され復活。
その後祠ありも復活してしまったので2つあるという状況になってしまった、ということですな。
元祖が強く言えないのは、吹きさらし版が国王の名を冠しているからでしょう。
吹きさらし版も元祖じゃないので、微妙に「街のへそ」と遠慮して名乗っているのではないかと。
なんとなく理解しすっきり!
これ、僕の中では長い間謎だったのです。
興味のない方にはどうでもいい話題ですみません!
子猿ももちろん超無関心です!

隣接するお寺、ナーガ様しか見ていない・・・
じっくり観ればよかった・・・
次は、最近チェンライで話題のお寺に向かいます〜!
続く。
The Navel City Pillar of Chiang Raiの地図。
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