2018年07月10日

アントンの地獄


ワット・ポーのひみつ
ワット・ポーのひみつ
kindleにて「ワット・ポーのひみつ」という電子書籍の漫画を出しました。
0円です。無料ですので、ぜひ読んでやってください〜!
読むだけでワット・ポーのことがけっこうわかる!



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アントンのすごい寺、ワット・ムアン!
天界の人々編に続き、地獄の紹介に入ります!

しかし、ご安心(?)ください。
ここの地獄はあまりエグくはありません。
表現もだいぶ大人しめな、マイルド地獄なのであります。

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地獄寺と言えばランドマーク的な、背の高いプレートと呼ばれる餓鬼も、カラフルなパンツを履いていてとてもラブリー!
決して下から覗いてはいけません。

え?見たい? しょうがないなぁ・・・

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実物を観に行ってみてくださいw

それでは先に進みましょう。

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まずは、地獄を眺める弥勒菩薩。

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ヤマ神(閻魔大王)が裁判をしております。

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地獄の釜がいきなりありますね〜。
ほら、あまり悲壮感がなくてマイルドでしょ?
なんなら、足湯に浸かって舞を舞っているかのよう!

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ほら! お前も足湯に浸かれ!

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ショッカーの怪人のようなプレートのみなさん。
これは、現世での罰(バープ)によって地獄での姿が決まるようです。
しかし、戦闘ポーズを取っていて、怪人感が強すぎ!

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地獄での刑罰。

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地獄ツリー(トン・ンギウ)。
なかなかの大作。

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木の根元では犬にかみ殺されます。
上に行くとハゲタカに食われます。

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プラ・マーライに救済を求める人々。
プラ・マーライとは、日本では地蔵のことで、天界と地獄を自由に行き来できたそうです。
タイでは阿羅漢(悟りを開いたもの)のことだそう。

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釣り?

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地獄の刑罰はこれでもかというほど執拗に描かれております。

個人的にはエグさが足りなくて物足りないのですが、お子様たちにはこれでも十分恐怖を与えることができるでしょう。
地獄寺は、タイではお子様の道徳教育施設なのです。

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地獄の像はもっとたくさんありますが、紹介はこれぐらいにいたしましょう。






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ちょっとした小屋に祀られていたタキアン(コキ)という木に宿ると言われる精霊、ナーン・タキアンさん。
普段はガラスケースに入っているようです。

続いては、個人的にかなりびっくりしたエリアです。

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こちらは、タイの抒情詩「ラーマキエン」の合戦シーン。
合戦シーンをそのままコンクリート像にしている!!
この企画をする大胆さと、それを作ってしまう実行力がすごい!

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ちゃんと登場人物に名札がかけられているところも親切ですね。
ハヌマーン(上)とマイラープの決戦シーン。

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これを見ると、ちょっとラーマキエンを読みたいって思えてきますね、たぶんw。

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こちらは、アユタヤ王朝時代の騎象戦でしょうね。
こんなんもコンクリで造っちゃうの??
すごい!

続いて、タイの文学のワンシーンシリーズだと思います。
ちゃんと解説の看板もありますが、文字に癖があって読みづらい上に言い回しがむつかしくてさっぱりわかりません。

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これは、幽霊のお話ですかね。

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猿を焼いている・・・
どんなシーンやねんw

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これはスントンプーのプラアパイマニーですね。
これだけわかります。

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釈迦の生涯?

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おそらくタイでは有名なシーンの数々なのでしょう。

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あ、じじいが若い娘をさらう?シーン!
このシーンよく見るんですよね〜。
いまだ何の場面なのかは謎です。
誰か教えて!

ふはー、ほんと、これだけ造るのにどんだけ時間をかけたのやら!
ほんとに頭が下がります!

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というわけで、ようやく大物、タイで一番大きな大仏とお会いしましょう〜!


続く。




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posted by たーれっく at 09:00 | Comment(6) | バンコク近郊