2024年07月30日
バンコクのお寺で日本人比丘の得度式に参列したこと
2024年6月19日に、バンコクのワット・ラーチャブラナ(ワット・リアップ)にて日本人比丘の得度式があるとのことで参列させていただきました。
得度式とは、叙階、出家の式のことですね。
ワット・ラーチャブラナには1935年より日本人納骨堂があり、タイ国日本人会によって管理されています。
こちらでは現在、500柱以上のタイで亡くなった日本人の御霊が安置されており、高野山真言宗の僧侶が3年おきに招聘され常駐しています。
ワイも、もしタイで死んだらこちらにて弔ってもらうことになるかと思いますw
前任の堂守さんが諸般の事情で任期を待たずに帰国されたためしばらく無人の状態が続いていましたが、この度後任の方が決まり、無事に式を執り行う運びとなったようです。
タイでお寺巡りの際に得度式を見かけることは何度かありましたが、実際に式に参加させていただくのは今回が初めてです。
まず、出家される方と参列者で式を行う本堂の周囲を3周します。
その際、小銭の入った小さな包みをばら撒きます。
ワイも2つほど拾いました。
本堂内に入り、出家者は先輩僧侶に囲まれて式が始まります。
出家者は白衣を着用。
訓示を受け、パーリ語で出家宣誓文を暗誦します。
この出家宣誓文は、レポート用紙10枚分くらいの長さがあるそうで、ワイには到底覚えられそうもないですね。
出家者は式の導師から袈裟を受け取り、それに着替えます。
着替えた姿で本堂に再入場し、式は終了となります。
その後、新僧侶に対して参列者が行列を作り、お祝いのお布施を行いました。
私は何も用意していなかったので、ただ見守るだけでしたが
大変貴重な経験をさせていただきました。
しかし、式が行われた小一時間の間ずっと正座をしていたため、正座に慣れていない典型的な現代人のワイは、まともに立ち上がれずヘロヘロになってしまいました。
お恥ずかしい。
出家についてですが、よく「たーれっくさんは出家しないんですか?」と聞かれることがあります。
今のところ、ワイは出家するつもりはありません。
お寺は好きですけど、仏教徒ではないので。
ただ、将来のことは分かりませんけどね。
ワット・ラーチャブラナでは法要が毎年春と秋に行われています。
興味がある方は参列してみてもいいんじゃないかと思いますです。
ワット・ラーチャブラナの位置情報
タイのお寺巡りガイド バンコク 2023〜2024
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posted by たーれっく at 06:00
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