2024年09月24日
バンコクのおススメ中華廟
タイのお寺巡りガイド バンコク 2023〜2024
自分のライフワークのひとつでもある電子書籍「タイのお寺巡りガイド」のシリーズですが、今年(2024年)の年末に2025〜26年版バンコク編を刊行する予定です。
お寺の新情報はもちろん、紹介する寺院を増やしたり、タイのお寺をさらに理解できる基礎知識の紹介ページなどが追加される予定。
予定、というか、もう原稿はできているんですけどね。
その一環で、バンコクにある中華廟を紹介するページも、5ページにわたって追加いたしました。
バンコクにはヤワラートという巨大な中華街があり、たくさんの華人が住んでいて、中華廟もたくさんあります。
中華廟は派手で装飾が凝っているものの、どれも似たような印象があり、個人的にはあまり面白みを感じていませんでした。
しかし、なじみがあるせいか、中華廟好きな日本人って意外にも多いようなのです。
そこで、自分でも実際にバンコクの主な中華廟に趣き、取材してきました。
正直なところやはりどれも似たような印象でそんなに好きにはなれないのですが、祀られている神様に注目してみると、思いのほか興味深いことに気がつきました。
そうした点を踏まえ、バンコクで(個人的に)訪れる価値があると思う3カ所の中華廟を、電子書籍に先駆けご紹介したいと思います。
どれも皮肉なことに少し不便な場所にありますが、中華廟に興味がある方でしたらぜひ訪れてみてください。
興味がない人が行ってもなかなか目を見張るものがあると思います。
関帝廟 (ศาลเจ้ากวนอู) คลองสาน
世界中にある関帝廟。
中華廟といえば関帝(関羽)を祀る廟という印象もありますが、タイでは意外と少なめです。
バンコクでは、チャオプラヤー川沿いの、トンブリー側にある関帝廟が規模も大きく立派。
以前ここは撮影禁止で、写真を撮ろうとすると係員のババ・・・老婆に怒鳴られていましたが、今はそんなこともなく自由に撮影できます(もし撮影禁止のパネルがあったら遠慮しましょう)。
漢字は日本人にも読めるので、ちょっとわかりやすい。
ちゃんと参拝する場合、係員の方にやり方を尋ねましょう。
丁寧に教えてくれると思います。
関羽は、タイ語ではクワンウー。
赤ら顔と立派な顎ひげが関羽さんの特徴。
【行き方】
519番バスでチャオプラヤースカイパークを超え、「Opposite Suksanari School」バス停を降りて徒歩13分。
道中、歴史や下町感が感じられ楽しい。
関帝廟に併設されたチャオプラヤー川縁にあるマイ グランドペアレンツ ハウス My Grandparent's House บ้านอากงอาม่าというカフェがおしゃれで評判。
サムナイケン廟 Sa Nai Keng Shrine ศาลเจ้าซำไนเก็ง
こちらもトンブリー側にある廟で、1847年からあって、177年の歴史を持つという、三奶夫人(三人の女性神)チュンチェンニア・リン・リー(เฉินเซี้ยนเนี้ย เทพธิดาหลิน เทพธิดาหลี่)を祀る客家の中華廟です。
小さな廟ですが、なかなかの派手っぷり。
こちらが三奶(さんだい)夫人。
【行き方】
サパンタクシンにある船着場からチャオプラヤー・エクスプレスでラチャウォン(Ratchawong)船着場へ。そこから渡し船で対岸のTha Din Daeng Cross River Ferry Pierへ。そこから徒歩3分。
San Chao Mae Thapthim (Samsen) 水尾聖娘廟 ศาลเจ้าแม่ทับทิม เชิงสะพานซังฮี้
水尾聖娘とは海南系華人が信仰する航海の女神。
同じく航海の女神の媽祖(まそ)とはよく混同され同一視されていますが、別の神様です。
媽祖同様水尾聖娘はタイでは「メー・タップティム」と呼ばれます(これもまたややこしい)。
タップティムとはザクロのことで、ザクロは種子が多いことから多産の象徴とされています。
こちらはちょっと遠いですが、規模も大きく見ごたえがあります。
水尾聖娘さん。
【行き方】
戦勝記念塔より539番バスでAfter Sang Hi Intersectionへ。そこから徒歩5分。
もしくは、チャオプラヤーエクスプレスでSaphan Krung Thon (Sang Hee) へ。そこから徒歩でクルントン橋を渡って9分。
中華廟はやっぱり派手ですね。
その派手さがよい縁起やご利益を呼び込んでくれるんでしょうね。
そう思えばありがたく、中華廟巡りもまた楽しくなってくるのかもしれませんw
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posted by たーれっく at 17:00
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