次は、前回来た時に夕方だったため扉が閉ざされていて中に入れなかった、ナレースワン王の神社に向かいましょう。
ソムデット・プラ・ナレースワン・マハーラート・シュライン(Somdej Phra Naresuan Maharat Shrine)。
こちらもリベンジであります!
前回の残念だった訪問時の日記記事はこちらです。
「ナレースワン王を祀る神社」
ナレースワン大王は「タイ3大王」の一人で、ピッサヌローク出身。
16世紀、アユタヤー王朝21代目の王で、サンペット2世とも呼ばれています。
当時ビルマの属国だったタイを独立させた、軍略にも武術にも秀でていた名将。
ムエタイの創始者としても有名。
50B紙幣にも描かれている地元の英雄ですね。
ピッサヌローク市民にとても愛されているナレースワン王。
その王を祀った祠をぜひ見てみたい!

そちらに向かう途中にある遺跡。
ワット・ウィハーントーン。

朽ちたお堂になぜか真新しい大仏が足されていた遺跡ですね。
このあといろいろ足されるのかと思いましたら、前回から変わっていませんね。

それを超えますと・・・ん? 何やら案内垂れ幕が出ています。
ナレースワン王の像の写真も使われていますね。
なんでしょう?

垂れ幕の先にある建物。
綺麗で新しいですね。
前来た時にこんな建物あったかな?
表札にはチャンロイヤルパレス・ヒストリカルセンター(Chan Royal Palace Historical Center)と書かれています。

なんでしょう?
と写真を撮っていますと、守衛さんが僕のほうに近づいてきます。
え?なななになに? 悪いことしていませんよね?
ついついビビってしまう悲しいサガ。
守衛のおじさん、ニコニコ顔で、
ニッポンジン? コンニチハー
と、片言の日本語で話しかけてきます。
え? コンニチハー
ここは何ですか?
そう聞きますと、
プラ・ラーチャウォンジャンの博物館だよ(タイ語)
との答え。
プララーチャ?? なに??
あのー、キング・ナレースワンの祠に行きたいんですけど・・・
そういうと、
あっちだ!
ついておいで!
と先をどんどん歩いていきます。
まいったな・・・仕方なく後をついていきます。

すぐ隣なんですけど、あれ? 前回なかった建物を建造中ですよ。
しかも、祠の真正面に!
これはなに?
ナレースワン王の記念館だよ
来年にはできるよ
と守衛さん。
ふはー、ピッサヌローク、ナレースワン王に力を入れていますな!

祠の扉は開いています!
ようやく近くで拝むことができます!

おおー、お会いしたかったです!

たくさんのかたが朝から参拝に来ています。

祠の周りには鶏の置物がずらりと奉納されていますね。

ナレースワン王は闘鶏が大好きだったそうで、闘鶏に関する逸話もたくさんあるようです。
軍神とも知られているので、勝負事などの願掛けの意味合いがあるんでしょうね。
それにしても、やけくそのようにいっぱいありますな!

祠の脇で販売していましたw
皆さんここで買っているんですねw
観終わると、待っていてくれた守衛さんがにこにこと近づいてきます。
帰りはこっちだよ
とまた先導してくれます。
僕は昔日本で働いていたことがあるんだよ
日本の社長さんはほんとに優しかったよ
また日本に行きたいよ!
おー、それで僕にも親切なんですな!
どこで働いてたかとかいろいろ聞いたんですけど、忘れちゃったw
でも、以前もバンコクで乗ったタクシーの運ちゃんが同じようなことしゃべってましたな。
日本の社長さん、みんな優しい人でよかった!

最初の記念館の前へ。
せっかくなので
こちらも見て行っていいですか?
と聞くと、満面の笑顔で「どうぞどうぞ!」と先導する守衛さん。
中までご一緒に見学です。
というか、こちら、まったく人がいないんですよ。
入場料は無料です。
真新しく冷房もガンガン効いていて快適であります。
お金かかってるなぁ。

あれ?この人って、ナレースワン王?
プラ・ラーチャワンジャンってナレースワン王のこと??
ここチャンロイヤルパレスって、ナレースワン王の博物館ですか?
守衛さんに聞くと、「え?今ごろ?」みたいな顔でうなづきます。
なんだ、いろんな名前があるからわかんなかったよ!
「ナレースワン」ってどこにも書いてないし!
タイでも偉い方はいくつもお名前があり、恭しい人ほど正式な名前はすごく長いのです。
ナレースワン王の博物館かー。
あれ?さっきの祠の前で造っていた建物も記念館っていってたよな。
どんだけ作るの??


ゆったりとした贅沢な造りの博物館を見て回ります。
しかし、さすがに外国人観光客にはつらいですね〜。

それでもじっくりと観させてもらって、こちらの建物を出ます。
おじさん、ありがとう!
ホテルどこだい?
バイクで乗せて行ってあげるよ!
え?そこまで??
いえいえ、散歩なので歩いていろいろ見て帰ります!
再度お礼を言い、おじさんと別れるのでした。

最後に写真だけお願いして撮らせてもらいました。
いいおじさんです。
ホテルまで歩いて帰還。
1時間50分の朝散歩でありました!
子猿はまだ寝ているので、昨日買って残っている屋台飯を朝食代わりにつまみます。
子猿も起きだしたので、荷物を整理しホテルをチェックアウトであります。
バスで次の目的地・スコータイへ向かいます。
続く。
地図。
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に案内してくれる……なんとも心暖まるいいお話しではないですか。こういう
話を聞くと、自分のことでもないのに、なぜか誇らしい気持ちになります。
昨年に引き続き、今年もタイの大学生が2〜3名、僕の会社に研修にやってきま
す。僕もアテンドをする一人なのですが、できる限り親切にしてやって、日本の
素晴らしさを刷り込むことにいたします。昨年は、昼に連れていった定食屋で
「美味しい、美味しい」と言っていた「なめ茸」を、最終日に土産に持たせてやり
ました。彼らが将来、タイで出会った日本人に優しくしてくれたら嬉しいな。うきゃ。
福岡も外国人の観光客がやたら増えています。未だに行き先表示等日本語のみの部分も多く、大都市で遭難してる人も少なくないですw 助けますよね、やっぱり(^o^)
たいしたトラブルではないし助けるって言うほどでもないし、分からないことが解決した時の感謝は心地いいです。まぁ、皆が皆感謝するわけではないですけど(^_^;)
だから私も旅先で親切にされたら感謝してます(^o^)d
また一つ訪タイの理由が出来たね(^^)b
しかも先生がブログにすることによって皆んなに知れ渡るし、こういうホッコリエピソード大好きです!
博物館は立派ですね!ナレースワン王のこと分からない旅行者だとちんぷんかんぷんでしょうけどねー!
MBK近くで乗ったタクシーの運転手さんも昔、日本で働いていて凄く良くして貰って感謝してるって言ってました。
大渋滞なのに嫌な顔もせず当たり前にメーター使用。
良い気持ちになりました♪
>日本で親切にされたタイのオジさんが、今度はタイで日本人を見かけて親切
に案内してくれる……なんとも心暖まるいいお話しではないですか。こういう
話を聞くと、自分のことでもないのに、なぜか誇らしい気持ちになります。
嬉しいですよね!
自分もタイの人たちに優しくしないと、って身も引き締まりますね。
>昨年に引き続き、今年もタイの大学生が2〜3名、僕の会社に研修にやってきま
す。僕もアテンドをする一人なのですが、できる限り親切にしてやって、日本の
素晴らしさを刷り込むことにいたします。
タイの大学生が研修に来るんですか!
頑張ってもらいたいですね〜。
>昨年は、昼に連れていった定食屋で
「美味しい、美味しい」と言っていた「なめ茸」を、最終日に土産に持たせてやり
ました。彼らが将来、タイで出会った日本人に優しくしてくれたら嬉しいな。うきゃ。
そんな彼らがまたタイで日本人に優しくしてくれるんでしょうね。
やさしさの連鎖、ありがたい話です。
しかし、なめ茸が人気だとは思いませんでしたw
>親切にすればそれが回り回って帰ってくる。情けは人のためならず、って深い言葉ですw
深いですね!
>福岡も外国人の観光客がやたら増えています。未だに行き先表示等日本語のみの部分も多く、大都市で遭難してる人も少なくないですw 助けますよね、やっぱり(^o^)
日本の観光インフラは外国人観光客にとってかなり不親切ですからね〜。
これから観光に力を入れていくでしょうから改善されていくとは思いますが、それまでは草の根個人単位で助け合っていかないといけませんね〜。
>たいしたトラブルではないし助けるって言うほどでもないし、分からないことが解決した時の感謝は心地いいです。まぁ、皆が皆感謝するわけではないですけど(^_^;)
そこもまたデリケートな問題ですけど、とりあえずコミュニケーションの手段としてもう少し英語が喋れるようになりたいものですw
>だから私も旅先で親切にされたら感謝してます(^o^)d.
感謝ですな!
お返しできるように心がけたいです。
>ピサヌロークはやっぱりナレースワン推しの町なんですね、ナレースワン好きとしては是非とも一度、行かなくちゃ!
また一つ訪タイの理由が出来たね(^^)b.
早く来てくださいよw
それにしても、ピッサヌロークのナレースワン王推しは激しいですw
>日本で優しくされたから日本人に優しくする。良い話だわ!こういうループはどんどん広めて欲しいですね!masamiさんが日本でタイ人に優しくされてることはタイで帰ってくると思います!
いいですよね〜。
以前成田空港行きの京成線で出会ったベトナムのドジっ子にもっと親切にしてあげればよかった、と今でも後悔と反省です・・・
>しかも先生がブログにすることによって皆んなに知れ渡るし、こういうホッコリエピソード大好きです!
タイ人との触れ合いをもっと多くしていかないといけないですね。いろんなエピソードを体験して報告したい〜。
>博物館は立派ですね!ナレースワン王のこと分からない旅行者だとちんぷんかんぷんでしょうけどねー!.
まずナレースワン王のことを基礎知識として知っていないとさっぱり面白くないでしょうねw
>僕も同じ経験があります。
MBK近くで乗ったタクシーの運転手さんも昔、日本で働いていて凄く良くして貰って感謝してるって言ってました。
大渋滞なのに嫌な顔もせず当たり前にメーター使用。
良い気持ちになりました♪.
こういうタクシー運ちゃんにあたるとほんとに旅が楽しくなりますよね〜。
いい話です!