2018年10月23日
予期せぬ本堂
タイでうきゃうきゃ日記 13
このブログの電子書籍のまとめ本、「ブログタイでうきゃうきゃ日記」の13巻が出ました!
今巻はピンクのガネーシャでお馴染みのチャチュンサオ県を中心とした旅行記ですね。
秋の夜長にご愛読いただければ幸いです!
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ペチャブリーにある洞窟の礼拝堂、タム・カオヨーイでの参拝を終え、洞窟の外に出ます、
その隣には階段がありますね・・・
これは登らねばなるまい!
Fさん、子猿の3人で挑みます!
カラーリングの美しいナーガ様。
階段はそんなに長くないです。
しばらくしてすぐ上に到着!
ですが、何もない殺風景な景色・・・
なぜここに階段を造った??
天気もさえないし、常夏のタイで日本の冬枯れに景色のよう。
どうりで誰も登ってこないはずです。
もしかしたら、先のほうに何かあったかもしれませんが、釈然とせずに階段を降ります。
階段を降りた先にもなにか建物群がありますね。
「行きますか?」、とFさんに聞くと、「わしはええわ、あんたらで行っといで」、と車のほうに戻っていきます。
じゃあ確認だけでもして来よう、と子猿と向かいますが、子猿も
たーれっくは一人で行くうきゃ
ここで待ってるうきゃ
とさっそくスマホモードです。
ちぇっ!
やはり気になるので、一人で向かいます。
新しめでシンプルな建物がいくつか。
なんの建物だろう? と疑問に思いつつ一番奥に行くと・・・
あ! 本堂がある!
しかも、新しくて立派だぞ!
ここ、洞窟の礼拝堂だけだと思っていましたが、ちゃんと本堂もあるんだ!
あとでグーグルマップで確認すると、ワット・カオヨーイというれっきとしたお寺でありました!
待て待て、ここちょっとすごくない?
まず、結界石だけを見てもめちゃくちゃかっこいいぞ!
そして、お堂の入口を四天王のごとくラーマキエンに出てくる猿族の像が護っております。
これはハヌマーン!
かっこいい〜!
アンコット、という名前のようです。
いい顔している。
こちらは裏側ですが、先に紹介しておきます。
パーリー。
スックリープ。
正直ハヌマーンしか知りませんが、どなたもおそらく主要キャラなんじゃないかと。
正面に戻りましょう。
入り口階段を護るナーガ!
人間付きですね。
ナーガは人間に変化もできると言われています。
ちょっと老け顔ですが・・・
手には何を持っているんでしょうね?
ナーガたちの表情がまた愛嬌があっていい!
逆側は蓮を持っていますね。
素晴らしい造型ですね!
その細かさとセンスの良さにしびれます!
階段にも番人が。
いい感じです。
周りにいるお魚さんもかわいらしい!
そしてお堂には天上天下君!
産まれたばかりの釈迦が7歩歩いて右手の人差し指を天に、左手の人差し指で地をさし「天上天下唯我独尊」といった伝説をモチーフにした像。
妙にセクシーな女性はお母さんの摩耶夫人ですね。
摩耶夫人は釈迦を産んだ7日後に亡くなるのです。
手塚先生の「ブッダ」で得た知識w(手塚版ではマーヤという名)
お堂内はめちゃくちゃシンプルで渋い!
ふはー!
ご本尊。
若干顔が長めですが、美しくまとまっています。
あれ? 右手の指は地面についていないんですね。
この印相の場合は指が地面に着くのが定石なんですが。
周りは一面木製のレリーフであります!
釈迦の一生が描かれています。
これは天上天下君。
メートラニーさんですね。
入口上部の大レリーフもメートラニーさんの名シーンですね。
詳しい解説はこちらで!
入口からの光で見にくくてさーせん。
あとはジャータカ、という釈迦の前世の物語ですね。
ジャータカはお話が無理矢理でわけわかんなくて馴染めませんな。
タイのお寺で同じシーンの絵がたくさんありますが、内容はさっぱりです。
お堂の裏側のナーガ。
こちらは人間がいませんね。
上部の破風には仏歴2557年って書かれています。
まだできて3年のようですね。
裏側にある像。
女性のような艶めかしさですが、下にあるネームプレートには「プラ・シー・アリヤメートライ・ポーティサット」と書かれています。
あら、弥勒菩薩さんでしたか!
タイの観音菩薩は女性という解釈なんですよね。
日本でも何かと男性キャラの女体化が進んでいますが、タイの神様も女体化傾向なんでしょうか?
お堂の周りにあるレリーフも素朴で味があります。
スイカ割り、ならぬ壺割り。
右の女の子がかわいい。
上手いわけじゃないんですが、表情に味があっていいですね。
いや〜、こんなのがあるなんて全く知らなかったので大興奮ですよ!
これだからタイのお寺巡りはやめられない!
おそらく洞窟のほうでお布施が集まりまくっているんでしょう。
しかし、認知度が低いのかこちらには参拝客が1人もいませんでした。
戻る前にトイレに寄ったんですが、入り口に柵の扉があり閉まっております。
えー? と焦ったんですが、他の方がその扉を開けて中に入っていくので、僕も追従します。
どうやら、猿対策のようです。
周辺猿だらけなので、そのままだと猿に占拠されるんでしょう。
あの本堂は大丈夫かしらん?
子猿と合流し、「すごかったぞ!」、と熱く語っても「うきゃー」、と無関心。
ちぇ!
車に戻りFさんに語っても、「へー」、と軽く流されます。
ぐすん、いいんだ!
次の目的地に向かいますー。
続く。
ワット・カオヨーイの地図。
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posted by たーれっく at 12:30
| Comment(8)
| ペチャブリー
です。たしかに立派な彫像、飾りの数々、素人の私でも、レベルの高さをくみ
取ることができます。興奮して写真を撮りまくる先生のお姿が目に浮かびます。
ここに人が来ないなんて、本当にもったいないですね。うきゃ。
メートラニーのレリーフや釈迦の誕生なんかも見ものです!先生のお寺ずきに拍車が掛かってFさんや子猿さんとの温度差が益々大きくなってきましたね!
いつも楽しく読ませていただいてます!
このお寺良いですね〜行ってみたいです。造形が凄く細かいですね。ゆっくり見てみたい!私もお寺が好きなので先生の情報は有り難いです!でも私には先生のように知識がないので同行して色々教えていただきたいものです。サンクチュアリー オブ トゥルースには行かれた事はありますか?一度行ってみたいお寺の一つですが、ここも細かい造形で見応えがあるようです。ホアヒン方面にはまだ行った事がないのでワット カオヨーイに行ってみようかな〜
>先生のあくなき探求心が、ついにこの本堂に行き着かせたわけですね。さすが
です。
せっかく行ったのに見損ねることも多いのですが、今回のように予期せぬ出会いがあるのも嬉しいですね〜。
アドレナリンがドバドバですw
>たしかに立派な彫像、飾りの数々、素人の私でも、レベルの高さをくみ
取ることができます。興奮して写真を撮りまくる先生のお姿が目に浮かびます。
人気のお寺がいかにお金が集まるかを物語っていますね。
けちけちせずにガンガンお寺を拡張してもらいたいものです。
>ここに人が来ないなんて、本当にもったいないですね。うきゃ。
マニアにはたまらないお寺ですね!
参拝者には洞窟のほうがいいんでしょうね〜。
>洞窟の混雑と対比的に静けさが感じられますね。思わぬ形で発見できた喜びはひとしおですね!ナーガ様やハマヌーンの細かさが写真でも伝わります!
表情がいい感じなんですよね。
名のあるアーティストの作品なんだと思います。
侮れません!
>メートラニーのレリーフや釈迦の誕生なんかも見ものです!先生のお寺ずきに拍車が掛かってFさんや子猿さんとの温度差が益々大きくなってきましたね!.
いや〜、ほんとにお寺が好きすぎて困ってるんですけど、子猿やFさんばかりじゃなく、読者のみなさんとの温度差にも悩まされておりますw
>おはようございます
おはようございます〜!
>いつも楽しく読ませていただいてます!
このお寺良いですね〜行ってみたいです。造形が凄く細かいですね。ゆっくり見てみたい!私もお寺が好きなので先生の情報は有り難いです!
お、ナカーマー!
タイのお寺のバリエーションと意表の付き具合はハマった人にしかわかりませんねw
ここはお勧めです!
>でも私には先生のように知識がないので同行して色々教えていただきたいものです。
お寺ツアーはいくらでもw
うんちく語りますw
>サンクチュアリー オブ トゥルースには行かれた事はありますか?一度行ってみたいお寺の一つですが、ここも細かい造形で見応えがあるようです。
サンクチュアリオブトゥルースは実はお寺ではなく、仏教をモチーフにした美術施設ですね。
ここも一度行きましたがまた取材で行かなくちゃいけないんですよね〜。
入場料500Bの壁が痛いです〜。
>ホアヒン方面にはまだ行った事がないのでワット カオヨーイに行ってみようかな〜.
車でホアヒンに行って、クハーカルハット宮殿まで行くのはお勧めコースですよ!
この後もいろいろすごいスポットが出てくるので楽しみにしていてください!
>自称韓国人 ウマル安田氏がカタール政府の3億円で反政府組織から開放されたようですが、なんかよく分かんないですね、取りあえずタレさんも誘拐されないようにねw.
結局あの人は韓国人?日本人?
危険地帯に挑むジャーナリスト精神はいいんですけど、捕まるのはダメだし嘘つくのはダメだし、感謝しないのもダメだと思うんですけど・・・ 意外とネットでは擁護する人が多くて引きます(なぜ?)